消費者金融発行のクレジットカードってどうなの?

前回、少しでも早くクレジットカードを手にするテクニックのひとつとして、消費者金融が発行するクレジットカードを紹介しました。 消費者金融といえば「金利が高い」「取り立てがきびしい」といったネガティブなイメージを持っている方も多いですよね。

現在は、グレーゾーン金利の廃止や総量規制など、貸金業法の改正により、業界の健全化は進んでいます。 とはいえ、一度ついてしまったイメージは、そう簡単には変わりません。「消費者金融が発行している」というだけで、どことなく不安を感じる方もいるでしょう。

はたして、消費者金融の発行するクレジットカードを利用しても問題はないのでしょうか?

結論から言えば「問題ない」

結論から言えば、全く問題ありません。 アコムは国際ブランドの「MasterCard」から直接ライセンスを得て(プリンシパルメンバー)クレジットカードを発行しています。これは日本国内の消費者金融会社では唯一です。 また、三菱UFJフィナンシャルグループに属しているため、考えようによっては、銀行系のクレジットカードと言えないこともないでしょう。 当然、ACマスターカードを使用しているからと言って、信用情報がマイナスになることなどなく、クレヒス(クレジットヒストリー)もしっかり積み上げることができます。

さて、クレジットカードの多くは、銀行などの子会社が発行しています。例えば、セディナカードは三井住友グループであり、オリコカードはみずほグループです。 そして、全く知られていないのですが、実はライフカードはアイフルの子会社である株式会社ライフが発行しています。

アイフルはアコムのような銀行グループ傘下ではなく、完全に独立した消費者金融会社です。 もし、消費者金融会社が発行しているという理由で、ACマスターカードにマイナスの要素があるとすれば、ライフカードも同様でしょう。 しかし、ライフカードのホルダー(カード会員)にそのような事実はありません。 つまり、発行元がどこであれ、MasterCardはMasterCardなのです。

注意したい点は確かにある

とはいえ、機能面には少々難点があると言わざるを得ません ACマスターカードに申し込む場合には、事前にしっかりとカードの機能を理解しておきましょう。

まずひとつめの難点は、リボ払い専用のクレジットカードであることです。 一般的なクレジットカードは、カード決済時に支払い回数を指定できたり、後からリボ払いに出来たりと、支払い方法に選択肢が用意されています。 しかし、ACマスターカードは、支払い方法の選択ができず、利用分は自動的にリボ払いになります。ボーナス一括払いなども利用できません。

ただし、これはたいした問題ではないかと。ACマスターカードのリボ払いは、毎月一定額しか支払いができないという訳ではなく、あくまで、「最低支払額以上」の支払いを行えばいいとされています。 つまり、当月分の利用額を翌月の支払日に一括で返済することも可能です。こうすれば、リボ払いの難点である手数料(金利)は一切かかりません。 毎月しっかり支払額を考えて利用していれば、なんてことはないですね。

そしてふたつ目の難点は、ポイントプログラムが存在しないことです。 クレジットカードを選ぶ上で、ポイント還元率を重要視している方も多いことでしょう。そういった方からすれば、ACマスターカードは論外ですね。

キャッシング枠も総量規制の対象

まずご自身が利用しているクレジットカードにキャッシングサービスが付帯されていますか? そして、キャッシング枠が10万円や20万円、そして50万円のように設けられていますか? もし設けられている場合は、キャッシングを利用した・利用していないにかかわらず、総量規制の対象となります。

そのため、複数のクレジットカードを作って、それぞれにキャッシング枠を設定していると、たとえキャッシングの利用が一切なかったとしても、他の金融機関で新規の借り入れができない等の弊害が発生します。 このような事態を防ぐためにも、キャッシングをする予定がないのであれば、クレジットカードのキャッシング枠は0円に設定しておくことをオススメします。